2017/04/28
田舎暮らしブログ
松本隆 はっぴーえんど

松本隆の歌詞が好きです。1971年ごろまだ二十歳の私は”はっぴーえんど”の曲は聞いていたのかむしれないけど、松本隆を知るまで記憶にはなかった。おそらくロックとしては聞いていなかったと思う。大瀧詠一が亡くなって改めて”はっぴーえんど”を聞くと松本隆の歌詞がものすごく懐かしい。昭和30年初めころの都会の生活空間を感じる。人間が毎日生活する住居空間に何を求めているのかと考えてみると、まず第一は利便性、次は快適性、更に安堵感。松本隆の詩は阿久悠の詩に感じる今の時代に流れる大衆の感性みたいなものを感じることはないが、まだ大人になっていないときの素直な感性を感じる。無駄を省いた利便性、究極の快適性が本当に人間の幸せ(あえて幸せと言いますが)でしょうか?快適な不自由さ、不自由を楽しむ心が人間の豊かさにつながるような気がする。不動産の評価価値は多くの場合利便性に集約される。が、不自由な空間で生活する楽しみを味わうこと、味わう余裕が人間を豊かにする。そんな空間=居住環境を探したいと思います。”風を集めて”は”風に吹かれて”という受動的な欲望ではなく、”風を集めて”空を飛べたらいいなと言う能動的欲望を意味してる。利便性を離れ能動的に不自由に飛び込むのは替えがたい豊かさを味わうことかむしれない。風を集めて

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